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2010年07月19日

7/3 第18回住居の会総会、記念講演会が開催されました

  7月3日、成瀬記念講堂にて、第18回住居の会総会、第11回住居の会奨励賞の授与式、第8回林雅子賞授与式が開催され、引き続き小川信子先生による建築学会教育賞受賞記念講演会がおこなわれました。
当日の盛りだくさんの内容をご報告します。
クリックで懐かしい成瀬講堂内部
がご覧いただけます
(YouTube 動画)
 
13時10分~ 第18回住居の会総会
 













最初に、斉藤智香子会長より、住居の会結成25周年をむかえ、記念事業として、住研と協力し、小川信子名誉教授の記念講演会を本日開催することとなったことへの御礼と、会の財政が厳しい状況であり、この2年間をかけて、活動を見直していくとの決意の挨拶がなされました。また、定行まり子住居学科長からは、25年間維持してきた歴史の重みと、年々、年を重ねる毎に、活動が活発化していることへの称賛。加えて、住居の会及び先輩方の活躍が、住居学科の後押しにつながっており、非常にありがたいという挨拶がありました。
総会では、以下の議案について審議されました。
1号議案:2010年度 体制発表、メンバー紹介
2号議案:2009年度 事業報告、会計報告、監査報告
3号議案:2010年度 事業予定、予算計画、会計監査の紹介
3号議案では、「住居の会奨励賞」「林雅子賞」について、今年度中に賞のあり方についての方針を検討するとの説明が加えられました。
各議案は恙無く、拍手をもって承認されました。
 








 引き続き行われた、第11回住居の会奨励賞の授与式では、「よみうりランド駅周辺まちづくりプロジェクト」の佐藤由紀子さん(39回生)に、賞状と副賞が授与されました。
なお、このプロジェクトの中で、地域の菓子店と一緒に開発した「ミス・チェリー」が、総会参加者全員に配られています。
また昨年度、高額の寄付があり、「住居の会奨励賞」は今年度継続されるとの案内もありました。

第8回林雅子賞授与式では、「ハジマリの塔-京島プロジェクト-」の石倉彩子さんに、賞状と副賞、記念のブローチが授与され、作品紹介のプレゼンテーションがなされました。
来賓の林昌二先生より、賞というものは時間が経つと歴史的に意義がはっきりする性質のものであり、その時代をどう表現しているかが問われてくる。近代建築的なものは危ういが、今回のものは、逆に値打ちが出てくると思っている。塔が建つ事の意味は、これからだんだんはっきりとしてくるはずで楽しみである。とのコメントをいただきました。

15時~ 記念講演会








 
小川信子日本女子大名誉教授による「2010年日本建築学会教育賞受賞記念講演会」が行われました。学生の参加も数多くあり、成瀬記念講堂は、満席に近い状態でした。
演目は「継承と発展 -考える・話す・創ることからの出発-」
小川信子先生が、女子大で学び、土浦亀城建築事務所を経て、研究者として現在に至るまでの経緯、きっかけや問題意識や研究成果など、当時の懐かしい写真やデータと共にお話をされました。
世界の幼児教育の歴史を紐解く中、スウェーデンの教育者で女性運動家であるELLEN KEYとの出会い。当時、男性中心だった日本の建築界(今も??)に対する戸惑い。「教育とは共に育つこと」と理解し、建築家から教育の世界に身をおかれたこと。シュタイナー教育の研究。スウェーデンへの憧憬と研究。そして、幼児教育で出会ったELLEN KEYの女性解放家としての思想研究を、今後行っていきたいとの抱負など、年齢を感じさせない、矍鑠とした語り口で、ご講演いただきました。どの話題も、興味深く、みな聞き入りました。先生のお考えのベースには、女性の自立が大きく横たわっていることが、感じられました。
ご講演後、花束が贈られ、終了となりました。
          記:HP係 加藤、撮影:会報 尾崎 HP係 熊上、千田
この後会場を桜楓会に移して懇親会が行われました。懇親会の様子はこちらをご覧ください。